『LSD』は奇ゲーとして知られている作品なので前々から興味はあったのですが、去年の秋にようやくプレイすることができまして、そして約4か月ほど毎日遊んでついにエンディングムービーを見ることが出来ました。
正直、こんなに継続して遊ぶことになろうとは思いませんでした。
私がこのゲームにこんなにハマったポイントを簡潔に表すと、「面白い現象や風景を探しに行く楽しさ」ですね。
基本的にはただただ目的も無く徘徊するだけの作品で、わかりやすいゲーム性というものは正直無いに等しいのですが(そもそも公式のコピーからして『こんなのゲームじゃない』ですし)、プレイするたびに思わずスクショしたくなるような不可思議な風景やイベントがどんどん出てくるので、探索好きな私としては自然と「この世界をできるだけ隅々まで見て回りたい」という目標が作れて楽しく夢の世界を駆けまわれました。
また、時折意味深なポエムやムービーが挟まれるのも飽きさせない要素の一つです。
テクスチャや天気によって、同じステージでも大きく表情を変えるのがこのゲームの面白いところだと思います。特にテクスチャが変われば色々と風景が別物になるので、もうすでに色々見て回ったようなステージでも新鮮な気持ちで探索できるのが楽しいです。
スタッフが京都出身なこともあり、京都を模したステージを始めとした和風要素が多いのも魅力の一つですね。和な風景とテクノが融合したOPムービーは必見のカッコよさです。
一富士!二鷹!!三茄子!!!なEDムービーで縁起よく締めくくれるのもまた素敵なところですね。