今回から、『魔界塔士 Sa・Ga』の初見プレイ日記を始めていこうと思います。サガシリーズは、父が買ってたサガフロの解体新書と裏解体新書を子どもの頃に読んでた記憶があるのでそういう意味では多少馴染みあるんですけど、ゲーム自体はどのシリーズも全くやったことがないので、どんな感じなのか楽しみですね。
パーティは人間女・さんしょううお・アルバトロス・エスパーマンにしました。しかしさんしょううおだからハンザキって名前を付けたものの、モンスターって肉食べて種族が変わるシステムだから別の姿になったときにちょっとしっくりこない感じになってしまうのが若干心残りですね。
このゲーム、全体的に世界観が面白いんですよね。まず、人とモンスターの間に全く垣根が無いんですよ。人間の王様が一つ目スライム村娘に恋をするなんて展開、人生で初めて見ました。種族も身分も全く関係ないこの大らかさ、今見るとなんだかグッとくるものがあります。
塔の中に天国と地獄があるのもなんだかシュールで印象に残りましたね。地獄では床でダメージ食らってるのに気づかずボギーを戦闘不能にしてしまい、焦って街に戻る羽目になってしまいました。
あと、宝箱の中にデリンジャーが入ってたり店でサブマシンガンや刀が売ってあるのも面白いですね。そういう重火器がある世界観なんだ!?って驚きましたよ。ゴブリンやスライムのいる世界をヤクザ感溢れる武器を振り回しながら突き進むのって、なんだか謎にワクワクします。
主人公一行のセリフが全体的にアウトローなのがまたカッコいいですね。命乞いする悪の大臣に向かって「てめえのようなやつがいちばんむかつくんだよ!」と言い放つハードボイルドさには痺れました。
エスパーマンは最初はひ弱な能力だったんですけど、ふとステータスを見てみたら防御以外の数値がメキメキ伸びててビビりました。唯一回復魔法が使えることもあり、完全にパーティの要となってますね。
モンスターは食べ合わせとか考えずに運試し感覚で適当に肉を食べさせまくって育ててます。二人ともがいこつやおおはさみむしみたいな弱めのモンスターになった時は流石に焦るんですけど、でも何だかそれはそれで楽しいんですよね。
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