とりねの備忘録

ゲーム日記を中心に何かしら書いてます。

『デジタル・デビル物語 女神転生II』初見プレイ日記#最終回 自由という荒野

いよいよ、真の最終回です。

 

 ◆真エンドへの道

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  バエル戦後に時を戻してしっかりカエルを捕まえて来ました。こんな可愛らしいカエルを捻り潰すなんて考えられませんよね。

 

 そして、何日かかけてバエル戦後~ハエ穴まで駆け抜けました。バエル戦直後の状態だとまだウペルリが第一線級で、そんな時代もあったなぁと少し懐かしい気持ちに。


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 ついに始まったベルゼブブ戦。ですが今回は前と大きく違い、カエルとベルゼブブが合体しバアルに変化。そしてなんと主人公たちの仲魔に加わります。いよいよ真エンドに向けて話が大きく動いてきた感じがしますね…!

 バアルはもともと豊穣の神だからなのか、完全にヒーラーって感じの性能してますね。即死が一番厄介なので蘇生魔法持ちは本当にありがたいです。

 

 そしてルシファーの城へ。今回は一体どうなるのか…
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 「ルシファーは人間の味方に付き唯一神と戦った」「唯一神の世界統一のため様々な神が悪魔へと堕とされた」など続々と驚愕の真実が明かされていき…最終的にはなんとルシファーまでもがバアルと同じく主人公たちの仲魔に加わる展開に。いやー、勧善懲悪を覆すようなどえらいストーリーになってきました…前のルートとは本当にガラッと変わりますね。


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 主人公達のレベル上限が80台のなか、ルシファーはなんとレベル100!!やっぱり元ラスボスは格が違いますね。

 


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 せっかくなので、前の世界線では出来なかったシルフとソードナイトの合体を今回は果たさせてあげました。これでずっと一緒ですね。

 

◆真の最終戦

 本当のラスボスを倒すべく、鈴木カンパニー内を進んでいきます。どうやら今回のルートではアシュラ戦にも大きな違いがあるようで…
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 アシュラはアフラマズダへと姿を変え、新たな仲魔に。強豪悪魔たちがどんどん終結していく熱い展開になってまいりました。

 

 ガードマンをさっさと倒し、社長室へ。サタンが社長に化けているのは変わらないようですね。今回は酒を飲むのを断らさせていただきます。
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 よっぽど確執があるのか、ルシファーとサタンのディスり合いが始まります。なんかもうバチバチしてますね。そして前回と同じくサタン戦へ。


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 さっそく味方に加わったアフラマズダに魔法を色々と使わせてみたのですが…アギ系は無効化されるわザンダインは跳ね返されるわではっきり言って散々です。完全に黒魔導士タイプのステータスなのに…

 それでも、みんな即死耐性持ち&アガレスのタルンダがばっちり効いたおかげで安心して戦えました。本当にアガレスはボス戦において最強ですね。

 

 

 サタンを倒すと、前回のルートには無かった新たな部屋へ。メギドファイアーをゲットしたり謎の声に引き止められたりしながら先へ進むと…

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 ついに唯一神との最終戦争が始まってしまいました。しかし、悪魔と手を組んで唯一神と戦うって本当に挑戦的なストーリーというか…表現の自由を感じます。当時どんな反響があったのか気になりますね。

 もちろんルシファー&バアル&アフラマズダのメンツで神に挑みました。ですがやっぱりアフラマズダの魔法は全然効きません。仕方ないので大人しく物理で殴らせることにしました。

 さすが神様というべきか、全部の攻撃が全体攻撃なのでなかなか手強いです。…しかし、アガレスのタルンダを何回かかけたらかなり弱体化。アガレス最強説がここに証明されてしまいましたね。

 

 ちくちくちくちくと攻撃を続けていたら、ついに神を撃破。最後の一撃はルシファーの剣でした。

 途中でアガレスをハヌマーンに入れ替えてたら早く終われてたんでしょうが、そうするとBGMを長く聴けなかっただろうから結果的には大正解ですね。

 

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 ついに唯一神を撃破した主人公達。しかし、宇宙には唯一神を超えるようなもっとヤバい存在がいるらしいとのことで…これは中々大変なことになりそうですね。

 

◆自由という荒野

 気が付くと、謎の建物の中にいました。どこだここ…と思っていたら、係員的な人から「ここは閉鎖するから早くシェルターから出ろ!」的な事を言われました。どうやら一番最初のシェルターに戻ってきたみたいです。思えばここを歩くのも2か月半ぶりですね…何もかも懐かしく思えてきます。マッパラーが使えなくなってたのが少し不便ですが、懐かしいメンツに会うべく色々探索してみました。

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ツクネは…もう…

 ツクネの彼女は、なおもツクネのことを待ち続けていました。こういう時って、下手に希望もたせてどっちつかずの状態で苦しめるよりきっぱり言ってあげた方がいいとは思うんですけど…まぁそれを言い出すのにもかなりの勇気要りますよね。

 

 久々にコンピュータールームでデビルバスターを起動すると、「悪魔は滅び世界は平和を取り戻した」の文字が。しかもゲームデザインはA.NAKAZIMAとのこと。ここにきて前作要素が見えるのは熱いですね。前作の中島と完全に同一人物かどうかは定かではありませんが。

 ほかにもバーのマスターやかつて回復してくれたナースなど色々と懐かしい人たちがいましたが、みんな退去の準備を進めていました。どうやら外は悪魔が出なくなり安全になったみたいですね。

 いったい悪魔たちはどこへ消えてしまったのでしょうか。悪魔たちは仲間で味方だったので、もしデビルバスターのテキスト通りに滅んでたらかなり悲しいのですが…

 でもルシファーいわく大勢の神々が唯一神に悪魔にされたとの事なので、唯一神なき今はみんな悪魔をやめてそれぞれ神に戻っていったとも考えられますよね。そう信じたいものです。

 

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 シェルターを飛び出すと、地平線に沈みゆく夕日が。なんだか自由という荒野に投げ出されてしまったような、そんな気持ちにさせられてしまいます。それでも、人々が灯す街の灯りがわずかな希望を感じさせてくれました。

 

「また新しい悪意が芽生えるだろう そしてまた戦いが起きるだろう しかし自分たちの力で克服していかなければならない 人が人として生きるために…」

 

 人同士の争いだけでも大変なのに、唯一神よりもっと手強い存在が人類に挑んでくる可能性もあるんですよね…

 

…その時は、またどうにかしてアガレス呼んでタルンダ撃ってもらうしかないですね。

 

 

◆ゲームを終えて

 名作でしたね。やっぱりファミコン時代のゲームなので相当歯ごたえはあるのですが、それでも前作に比べるとかなり遊びやすくなったなと思います。サキュバスカンデオン地獄やイザナミノーヒント宝石嵌めのような根気を試されるポイントがほとんどなくなってましたし、その上今回は一方通行扉がほとんど無かったので探索もやりやすかったんですよね。

 サタン戦と唯一神戦は同じ曲なのですが、唯一神戦になって初めてフルバージョンが流れるっていうのがすごく熱い演出でした。前作もBGMかっこよかったんですけど、今作はほんとにあらゆる面で強化されてましたね。

 

 初回から2か月半というかなり長い旅になりましたが、なんとか完結する事ができました。もちろん、真シリーズもゆくゆくは遊んでいきたいなと思ってます。今度完全新作も出るという事で盛り上がってますからね。これからもどんどん悪魔を合体させていきたいものです。

 

前回↓

torine71.hatenablog.com