前回↓
このゲーム、本当にNPCに話しかけるのが楽しいんですよね。単純にテキスト量の多さもあるんですけど、どのキャラからも人間味を感じさせられるのが凄いんですよ。「武器を買ったら装備してね」とか「町の人の話は聞こう」的なよくある説明セリフを言うキャラでさえ、「時々おるんよ、装備し忘れてせんでもいいケガする人な」や「人間てのは、ちょっとおめえが有名になると途端に言う事が変わる奴が多い」と、ちゃんと世界観に沿ってなおかつ言ったキャラの感情が見えてくるような言い回しをしてくるので本当に油断なりません。
そんな世界観の作りこみっぷりと言い、改めてこれ92年に出てるってほんと信じられませんね…
鬼骨城では死神兄弟が合体した死神将軍というボスと戦ったのですが、正直前回戦った次男単体の方が圧倒的に強かったですね。主体のハサミ攻撃が弱く状態異常技も無かったので、かなりあっさり倒せてしまいました。
無事聖剣を手に入れ、高山村に巣くう暗黒ランを伐採!このムービー時のイラストがまたかっこいいんですよね。
ラン伐採後は高山村だけでなく他の村でもテキストが変わる住人がかなりいて、このゲームの作りこみっぷりを思い知らされましたね。
せっかくなので女神輿にも乗ってみることに。浮かれすぎですね。
そしてついにカブキが仲間に!これはほんとにありがたかったですね。アイテム所持数が増えるってのもあるんですけど(6個はさすがに少なすぎた)、何より全体攻撃がめっちゃ強くて金稼ぎの時にすごく頼りになるんですよね。なかなか性格に難ありなキャラですが、大幅な戦力増強になったので素直に嬉しいです。
そして、伊賀村でカブキと敵の菊五郎がひと悶着。菊五郎もカブキに負けず劣らずキャラ濃いですね。しかし、千葉繁さんが一人称僕のキザキャラやってるのなんて初めて見たから個人的に新鮮味がすごいです。
住人のセリフを見るに、こんな面白キャラでもしっかり人は殺めてるようだからおっかないですね。
菊五郎の被害をモロに受けた松坂町はこんなえげつない様相に。密林を作り出す能力持ちだと最初に聞いたときは「エコロジーだなあ」と思ったものですが、これはヤバいですね。
菊五郎の生やした植物を食べて緑に変色した牛が「モギャー」って鳴くの、なんか知らないんですけど個人的に生理的嫌悪感がヤバすぎて鳥肌が止まらないんですよね。一刻も早く元に戻してあげたい…