前回↓
今回でついに『真・女神転生』初見プレイ日記最終回です!!
2周目と3週目はエストマを使いながらプレイしたんですけど、全くエンカウントしないのでもうストーリーが爆速で進んでいきましたね。オルトロス様様です。
というわけでロウルート。
ここのヤマサキ、完全に視点が人間から神の方に行っちゃった感じがしてなんだか怖かったですね。やっぱ甦ってからのヤマサキはなんかおかしいですよね…復活の際に魂を作り替えられてしまったように思えてなりません。
そんなヤマサキですが、今回のルートではシキシマに倒されてしまいます。
序盤で母親が喰われたときのやりとりを思い返すと、こんな事になってしまったのはなんとも切ないものがありますね…
今回のルートでもシキシマは「良い夢だった…」で終わるのですが、仲間を殺めてないニュートラルならともかくこっちだととてもそうは思えません。
そしてアスラ王を倒してのエンディング(アスラ王のセリフはニュートラルと大体同じでした)。
このルートで屋上にいたのは太上老君ではなく、六本木で出会った神の使いでした。倒されたヤマサキは神の下で至福の時を過ごしているらしいですが…なんだか素直に良かったなと思えない自分がいます。前作の唯一神倒さなかったルートもそうですが、本当にこれで良かったのだろうかという気持ちにさせられますね…選ばれた人々にとっては間違いなくハッピーエンドなのでしょうが…
そして3週目のカオスルート。
カオス勢のメンツはロウ勢よりもセリフにちょっと親しみやすさがありましたね。特に、一枚目のスルトのセリフはなかなか名台詞だなと思います。
カオスルートは色んな大物悪魔が仲間になってくれるのが面白かったですね。ロウルートでも色んな天使が仲間になりはするんですけど、終盤になると重要アイテムと引き換えにほとんどいなくなってしまいますからね…
そして、私が一番気になっていたゆりこの顛末ですが…
マジかゆりこ…まさかこんな潔く身を引かれるとは…。
いざ謝られると、逆にこっちが申し訳ない気持ちになってしまいましたね。このルートなら一緒に戦えるかなーなんて思っていたのですが…
ゆりこ、今作で一番愛着の湧いたキャラかもしれません。良い人だったとは言い切れないにしても、決して悪人でも無かったなと思いますね。倒して終わるより切ない結末だった…
さすがにちょっとかわいそうなシキシマ。
…そんなシキシマですが、最期はもっと酷いことに。
主人公の手からデビルリングをもぎ取ったシキシマですが、なんと湧き上がるパワーに狂って自壊してしまいました。
ま、まさかこんなみっともない末路を遂げてしまうとは…しかも当て馬にされたあげくコレですから、相当酷いですね。ニュートラルが一番良い最期だった…
ラスボスのミカエル戦は、せっかくなので大所帯で挑んでみました。
やっぱりみんな単純にレベルもHPも高いので、全体攻撃食らっても中々死ににくく戦いやすかったです。以前はまともに回復できるキャラがツミレしかいなかったのでそこが大変でしたが、今回はディアラハン持ちのヴィシュヌがいたので助かりましたね。
…しかし、こんな大天使相手に効いてしまう神経弾もスゴいな。さすが人類の叡智と言うべきか…
カオスルートのエンディングでは、ルシファーがお出迎え。
それにしても、曲が怖いもんでハッピーエンド感は全然ないですね。
ロウよりは親しみやすいと言いつつも、こっちもこっちで何だか素直に喜べない感覚がありますね…。救われるものの基準が信仰心から腕力に変わっただけのように思えます。
これにて、『真・女神転生』3ルート全クリアです!!
前作を遊んだときはタルンダ持ちのアガレスに助けられましたが、今作はタルカジャ&ラクカジャ持ちのシュテンドウジにめちゃくちゃ助けられました。四天王の館で捕まえてからはもうずーっとパーティ入りでしたからね。やっぱりバフは重要です。
あと、エストマを使わなかったニュートラルルートではバインドボイス持ちのプルシキがものすごく大活躍してくれましたね。プルシキはレベルが少し心許ないのですが、通常バトルにおいて最強特技であるバインドボイスを毎ターン連発できるのは本当に心強かったです。
…しかし、どのルートでもシキシマとヤマサキは必ず死んでしまうんですね…。哀しい話ですが、逆にそのシビアな感じがこの殺伐とした世界観に合ってていいなとも思いました。
思い返してみると、最初から最後までみんな天使や悪魔たちに翻弄されてたんだなと……正直、ニュートラルでさえ自分でなく太上老君の意志によって動かされてた感がちょっとありましたからね。
エンディングでは最後の方に母親のシーンが出てくるんですけど、やっぱり仲間を倒して救世主になるよりもこっちの何気ない日常の方が遥かに良いな…と思わされました。あの頃に戻りたいなぁ…
おまけ↓